こんにちは。
今日はタイトルの通り、今まで体験した2種類の採卵方法の違いを
ご紹介していきたいと思います。思い出せる限りですが・・・
卵の誘発方法についてはいくつか方法があり、
メリットもデメリットもあるので、自分でも勉強が必要です。
それぞれに合った方法を医師が提案してくれるとは思いますが、
ここでは私の場合を一例としてご紹介します。
まず初回は、自己注射をして卵を増やす方法。
採卵周期の初めから自己注射で薬を注射し、人工的に卵を増やします。
詳しいことは忘れましたが、自己注射2種類を毎日同時刻と、採卵前夜にHCG注射1本。
毎日の注射は痛くないんですが、自分に刺すので度胸が必要。結構精神が削られます。
そしてできた卵を採ります。
前日は夜9時くらいから絶食絶飲。
採卵当日、朝8時半にクリニックへ。
精子も採取して持っていきます。採卵後に即培養されます。院内採取も可。
(朝、オープン待ちの列に並ばずに待っている人はほぼ採卵の方です。)
院内に入ると、まず内診室へ呼ばれます。
感染予防にあらかじめフロモックスを服用し、内診して卵の数や位置を確認。
その後リカバリー室のベットに案内され、術着に着替えます。
荷物をロッカーに入れ、ナプキンを装着した下着を看護師さんに預けます。
ベットに戻ってくるときは麻酔でぼんやりした状態なので、
飲み物やケータイと、冬だったので自前のブランケットを枕元に置いておきました。
そして手術室に入ります。
手術ベットにうつ伏せになり、おしりにいくつか注射を打ちます。
続いて仰向けになって腕や足を固定されます。
腕には血圧計と、指には心拍計がつけられ、結構本格的な手術の様相。
院長によって左手の甲から静脈麻酔を入れられます。
手の甲に刺されるのは痛いと聞いていたのですが、体をガチガチに固められて
ドキドキしているうちに刺されたようで、痛みは感じませんでした。
そして静脈麻酔でぼんやりしてきます。意識はずっとあったような。
採卵が終わると、看護師さんに抱えられながらベットに戻ります。
そのまま2~3時間寝ます。いつの間にか下着をつけてました。
角でガラス窓に囲まれたベットだったので、自前のブランケット持ってきて正解!
人によっては吐き気がしたり、おなかが痛くなるようですが、
私は麻酔が切れてから下腹部に痛みがあり、当日中は普通に座ると痛みました。
しばらく寝て意識がはっきりする頃に、受付スタッフさんがお会計に来てくれます。
受付で20万オーバーの高額なお会計を見ないのはこのためですね。
午前の患者さんが終わるころに待合室に戻されます。
再度内診をして、出血や腫れの状態を見ます。この内診はちょっと痛かった。
その後、薬が出たら薬代のお会計をして終了。
麻酔をしたので当日は安静に過ごし、運転やお風呂は禁止です。シャワーは可。
夫に車で迎えに来てもらい、家ではそのまま寝て過ごしました。
この時は卵が10個とれ、顕微授精を行いましたが、
そのうち3個はうまく育たなかったので移植できませんでした。
この時採卵した卵で作った胚盤胞の移植がすべてうまくいかなったので、
(1度は胎芽が確認できましたが、その後育たず流産しました。)
また採卵することを決意。
誘発して人工的に増やす方法だと卵の質が悪くなるので、
自然周期(自己注射しない)での採卵になりました。
自然周期では自己注射で卵を増やしていないので
採るべき卵の数が少ないため手術時間も短く、静脈麻酔もありません。
採卵当日、まず内診で卵の位置や数を確認。フロモックス服用。
静脈麻酔の代わりにスプレー式の局所麻酔をします。
しばらくして手術室へ服を着たまま、荷物を持ったまま入ります。
手術室で下だけ脱ぎ、ベッドに横になります。
何本かの注射と、仰向けで足を固定、腕に血圧計と指に心拍計。
器具を挿入し、何度かグサッと押され、刺してることがわかります。
痛みはないですが、なんとなく不快感があります。
しばらくすると遠くで培養士さんが何度か「ありました」と言います。
吸い取った卵がシャーレ上に出てきて確認できたのかな、と想像。
ガーゼを入れて終了。この間、15分くらいでしょうか。
自分で服を着て、荷物をもって退室。
ベッドで寝ます。普通に動けるので、なぜ寝るのかちょっと疑問でした。
でも人によっては具合悪くなったりするし、痛みも出てくるかもしれないですしね。
暫くしてベットでお会計。今日は混んでるから2時くらいまで寝てて、と言われ
眠たくないので暇を持て余しました。
2時ごろに待合室へ戻り、内診して、薬代のお会計して終了。
余裕で歩いて帰れますが、念のため車で迎えに来てもらいました。
自己注射で誘発したときの採卵よりだいぶライトなかんじでした。
前夜の絶食絶飲も特に言われなかったですが、念のため個人的に絶食しました。
ただ、誘発してないので採れた卵は3個だけ。しかも内1個は細胞分裂しませんでした。
残りの2個を移植して、着床したけどその後育たず。
本当になかなか難しいですね。。。
ここまで何度も移植を経験すると、着床した時の感覚がちょっとわかってきます。
子宮がシュクシュク動くような感覚があると着床していて、
その後すっと存在感がないことに気付くと、成長が止まってる。
私の場合は高齢による卵の質の低さが問題になっているので、
今後も質を優先するため自然周期での採卵をすることになります。
誘発すると1度の採卵で採れた分だけ移植できますが、自然周期だと1度の採卵で1度の移植。
金額的には1周期で40万円くらい。
でもお金のことで心折れてる場合じゃない!と奮い立たせつつ。
通帳とにらめっこな毎日です。
それでは。
今日はタイトルの通り、今まで体験した2種類の採卵方法の違いを
ご紹介していきたいと思います。思い出せる限りですが・・・
卵の誘発方法についてはいくつか方法があり、
メリットもデメリットもあるので、自分でも勉強が必要です。
それぞれに合った方法を医師が提案してくれるとは思いますが、
ここでは私の場合を一例としてご紹介します。
まず初回は、自己注射をして卵を増やす方法。
採卵周期の初めから自己注射で薬を注射し、人工的に卵を増やします。
詳しいことは忘れましたが、自己注射2種類を毎日同時刻と、採卵前夜にHCG注射1本。
毎日の注射は痛くないんですが、自分に刺すので度胸が必要。結構精神が削られます。
そしてできた卵を採ります。
前日は夜9時くらいから絶食絶飲。
採卵当日、朝8時半にクリニックへ。
精子も採取して持っていきます。採卵後に即培養されます。院内採取も可。
(朝、オープン待ちの列に並ばずに待っている人はほぼ採卵の方です。)
院内に入ると、まず内診室へ呼ばれます。
感染予防にあらかじめフロモックスを服用し、内診して卵の数や位置を確認。
その後リカバリー室のベットに案内され、術着に着替えます。
荷物をロッカーに入れ、ナプキンを装着した下着を看護師さんに預けます。
ベットに戻ってくるときは麻酔でぼんやりした状態なので、
飲み物やケータイと、冬だったので自前のブランケットを枕元に置いておきました。
そして手術室に入ります。
手術ベットにうつ伏せになり、おしりにいくつか注射を打ちます。
続いて仰向けになって腕や足を固定されます。
腕には血圧計と、指には心拍計がつけられ、結構本格的な手術の様相。
院長によって左手の甲から静脈麻酔を入れられます。
手の甲に刺されるのは痛いと聞いていたのですが、体をガチガチに固められて
ドキドキしているうちに刺されたようで、痛みは感じませんでした。
そして静脈麻酔でぼんやりしてきます。意識はずっとあったような。
採卵が終わると、看護師さんに抱えられながらベットに戻ります。
そのまま2~3時間寝ます。いつの間にか下着をつけてました。
角でガラス窓に囲まれたベットだったので、自前のブランケット持ってきて正解!
人によっては吐き気がしたり、おなかが痛くなるようですが、
私は麻酔が切れてから下腹部に痛みがあり、当日中は普通に座ると痛みました。
しばらく寝て意識がはっきりする頃に、受付スタッフさんがお会計に来てくれます。
受付で20万オーバーの高額なお会計を見ないのはこのためですね。
午前の患者さんが終わるころに待合室に戻されます。
再度内診をして、出血や腫れの状態を見ます。この内診はちょっと痛かった。
その後、薬が出たら薬代のお会計をして終了。
麻酔をしたので当日は安静に過ごし、運転やお風呂は禁止です。シャワーは可。
夫に車で迎えに来てもらい、家ではそのまま寝て過ごしました。
この時は卵が10個とれ、顕微授精を行いましたが、
そのうち3個はうまく育たなかったので移植できませんでした。
この時採卵した卵で作った胚盤胞の移植がすべてうまくいかなったので、
(1度は胎芽が確認できましたが、その後育たず流産しました。)
また採卵することを決意。
誘発して人工的に増やす方法だと卵の質が悪くなるので、
自然周期(自己注射しない)での採卵になりました。
自然周期では自己注射で卵を増やしていないので
採るべき卵の数が少ないため手術時間も短く、静脈麻酔もありません。
採卵当日、まず内診で卵の位置や数を確認。フロモックス服用。
静脈麻酔の代わりにスプレー式の局所麻酔をします。
しばらくして手術室へ服を着たまま、荷物を持ったまま入ります。
手術室で下だけ脱ぎ、ベッドに横になります。
何本かの注射と、仰向けで足を固定、腕に血圧計と指に心拍計。
器具を挿入し、何度かグサッと押され、刺してることがわかります。
痛みはないですが、なんとなく不快感があります。
しばらくすると遠くで培養士さんが何度か「ありました」と言います。
吸い取った卵がシャーレ上に出てきて確認できたのかな、と想像。
ガーゼを入れて終了。この間、15分くらいでしょうか。
自分で服を着て、荷物をもって退室。
ベッドで寝ます。普通に動けるので、なぜ寝るのかちょっと疑問でした。
でも人によっては具合悪くなったりするし、痛みも出てくるかもしれないですしね。
暫くしてベットでお会計。今日は混んでるから2時くらいまで寝てて、と言われ
眠たくないので暇を持て余しました。
2時ごろに待合室へ戻り、内診して、薬代のお会計して終了。
余裕で歩いて帰れますが、念のため車で迎えに来てもらいました。
自己注射で誘発したときの採卵よりだいぶライトなかんじでした。
前夜の絶食絶飲も特に言われなかったですが、念のため個人的に絶食しました。
ただ、誘発してないので採れた卵は3個だけ。しかも内1個は細胞分裂しませんでした。
残りの2個を移植して、着床したけどその後育たず。
本当になかなか難しいですね。。。
ここまで何度も移植を経験すると、着床した時の感覚がちょっとわかってきます。
子宮がシュクシュク動くような感覚があると着床していて、
その後すっと存在感がないことに気付くと、成長が止まってる。
私の場合は高齢による卵の質の低さが問題になっているので、
今後も質を優先するため自然周期での採卵をすることになります。
誘発すると1度の採卵で採れた分だけ移植できますが、自然周期だと1度の採卵で1度の移植。
金額的には1周期で40万円くらい。
でもお金のことで心折れてる場合じゃない!と奮い立たせつつ。
通帳とにらめっこな毎日です。
それでは。